ちかごろ。
最近とても自分の時間があるから、感じたこと、思ったことをつらつらと書きます。
①The 旅人
最近国境が開いたからか、旅系のインフルエンサーがとても増えてる気がする。中でも自分が気になったのは、「30万円で世界一周!」などとても安い金額で旅行をしているインフルエンサーだ。こんな安い金額で世界一周したの?!と顧客を惹きつけるタイトルではある。内容を見ていると路上で何泊もしたり、各国の危険な地域に行ったり。普通の人ではできないようなことを行なっている為、一般人にとってはとても面白いコンテンツだ。
しかし、私的には危険を犯して世界を旅する理由がわからない。各国のネガティブな部分に目を向けることはとても興味深いし、大切なことではある。ただ、やりすぎてしまうとそこにいる人たちをバカにしてる、ただコンテンツにしてるという目線でしか見れなくなり、私はフォローをやめた。とても良い気持ちで見れなくなっていた。
お金はあるだけ持って旅をしている人の方が私には魅力的だ。なぜならその国の絶景、良いカルチャーに出会うためにはある程度お金をかけないと辿りつけないことが多い。そして体力も必要なためしっかり休息を取ることが大事である。実際、100万円なんて自分次第ですぐ貯まるので、なぜそこの努力をしてから旅に出ないのか。
またかなりの偏見だが、The旅人のようなインフルエンサーは男のことが多い。そして、髪が長く、髭を生やし、焼けた肌をしている。そしてみんな口を揃えて「今は彼女は作らない、俺は旅にでるから」と言う。
以前オーストラリアを一緒にロードトリップをした30歳男が、このようなタイプだった。身だしなみにも基本気をつけていないので、ワキガの匂いがとてもきつく、清潔感がゼロ。
偏見が強いです、ごめんなさい。笑
②日本人が貧乏化している
私は以前ゴールドコーストに住んでいて、今はケアンズに住んでいる。ゴールドコーストはどちらかと言うと、みんなが思い描いているような海外生活ができる場所である。一方でケアンズはとても現実的というか、海外で暮らすってこう言うことだよね、という事件が多い。そして現在のケアンズは、ワーキングホリデービザを持ったバックパッカーが非常に多く集まっている。なぜなら、通常はファームワークでしか取れないセカンドビザが、ケアンズではホスピタリティの仕事で取れるからだ。どこのレストランにレジュメを配りに行っても、今は募集してませんと言われてしまう。私の周りも本当に何ヶ月も仕事が見つかっていない人が多い。
ギリガンズというケアンズで1番大きいバッパーの一階に、プールとクラブとパブがある。そこに飲みにいくと昼間から多くのワーホリの子がプールに入りながらお酒を飲んでいる。イギリス、フランス、ドイツのヨーロッパ系、あとはカナダ出身の子が多かった。仕事は見つからないが、昼からパーティをしていてとても楽しそうである。
一方で日本人はどこにいるかというと、ナイトマーケットでマッサージをしている。ここのマッサージはシフトとかはなく、行きたいときに行って未経験でも働ける。マーケット内で自分で声かけをし、自分で顧客を捕まえて、薄っぺらいカーテンで仕切られたようなところでマッサージをしている。ここのマーケットはそもそもアジアンマーケットということもあって、ヨーロッパ系や他のアジア以外の国の人はほとんど働いていない。おそらくオーナーは中国人で、働いてるのはワーキングホリデーの若い日本人たちである。私はこの光景に衝撃を受けた。日本人が海外にきてナイトマーケットのマッサージショップで旅行客相手に安い賃金でマッサージ。冷静にやばくない?そこで働いてる人たちをバカにしているわけではなく、その事実がやばい。他の国のワーホリの子たちは出稼ぎにきてるという意識は日本よりは高くなく、楽しみにきている人がおおい。なので仕事がなくても楽しんでいる。それに比べて日本人は、働きに来ている人が多い。なのでどんな手でもとりあえず働いている。ハードワーカージャパニーズと言われるわけである。オーストラリアに来る前から、日本が今後どんどんチープになっていくのは予測できたけど、それが海外でも浮き彫りになっている事実に私はびっくりした。
③パートナー
最近本当にこの人が私のパートナーで良かったなということが多い。同棲に向けて色々動いているが、インスペクションに仕事の合間や土日を使って1人で行ってくれた。また、10万する家具をマイプレジャーと言って注文してくれたり。"長く使うものだから良いものを買いたい"という価値観が同じなことも嬉しい。私が銀行を変えたいと言ったら一緒に行こうと言ってくれたり。仕事で疲れているのに行動に移してくれるのがとても嬉しい。どれも簡単なことではないし、海外で暮らす私にとってはとても心強い。他の男の人と話す機会がある度に、パートナーの素晴らしさを痛感する。
ケアンズから出れるのでハッピーな女でした。